野口優子と濡木痴夢男の麻縄緊縛の感触についての味の深い会話からこの驚異の緊縛ドラマは開始されます。「もう縛って下さい」と媚態を持って哀願する優子を、濡木はわざとじらします。耐え切れずに自縛を始める優子。じらすだけじらした後に、濡木は激しい勢いでびしびしと縛り上げます。被虐の官能に身をくねらせ、歓喜の泣き声をあげて優子は震えます。凄惨艶美な片足直線縛り、そして開脚吊りのままでの股間縛りの華麗さ。白布の猿轡、縄の猿轡、細い竹棒のムチ、革鞭などが次々に登場します。蜘蛛が捕らえた蝶を糸でもてあそぶように、男は優子の四肢を縛りまくるのです。洗濯ばさみによる乳首責めから、ついに男の手の指は女の乳首から乳汁を搾りだします。再び哀憐官能の泣き声。責められれば責められるほど、優子の美貌は妖艶味を増して輝くのです。縄を好み、緊縛を愛する女のいじらしさ、憐れさ、いとおしさをここまで描写した作品はめったにありません。優子の被虐の魔力に圧倒される映像です。