遠い異国より海を越えてやって来た女サムライ、サユキ。眉目秀麗にして男を惹きつける抜群の女体を持つ彼女だが、その本性は獣も同然。天下無双の頂を目指し武者修行の旅をする、まさしく、カタナのように研ぎ澄まされた達人であった。「これ以上私を昂らせないでくださいませ」だがゴブリンにとって、相手の性格などお構いなし。それがメスとして優秀であるのなら、群れで襲い、確実に捕らえるまでのこと。ゴブリンを弱者と侮ったサユキはあえなく囚われ、暗い巣穴で、サムライとしての誇りごと傷つけられるのだった。彼女は思い出す。自分がどうしようもなく「女」であることを。そこに、気高きサムライは、もういない…。サムライとしての絶対的なプライドは、ゴブリンの腰のモノに呆気なく突き崩される。喘ぎ悶えるサムライに透けて見えるのは、『女』としての証。