男の名前は灰原引守。自宅警備員として、生家である屋敷を永年守り続けてきた。しかし今、彼の生活に暗雲が垂れ込めていく。叔母の灰原志保、その娘で従兄妹の玲奈、二人を守る屋敷のメイド、詩絵里。遺産が玲奈に相続される前に、引守は彼女たちを陥れようと企むのだった。自分の生活を守る為、引守は数々の盗撮機械を駆使し、玲奈、志保、詩絵里の弱点を探りはじめる。婚約者の帰りを待つ堅物な花嫁には肉棒の味を教え込み、いまだ若さを保つ未亡人には強烈なオスの奔流を流し込み、クールな仮面を被ったメイドには抗えない快楽を叩き込んだ。女たちを貪る引守だが、脳裡に浮かぶ知らないはずの記憶が彼を悩ませる。自宅警備員の心に巣食う不安の正体とは…。俺が自宅警備するこの館に、盗撮カメラの死角無し。煩悩まみれの母娘、メイドに、プライベートを持つ資格無し。