古代帝国ドグマイラの王女・カルマは、エナジーファイブの光子力バズーカによって絶命した。しかし、その魂は地獄への旅の最中に、「地獄の秩序を保つため“悪”というものを理解させる」という理由により、再び現世へ送り返されてしまう。だが、門番の手違いによりカルマの肉体が蘇ったのはパラレルワールドであり、その世界では誰も彼女のことを知るものはいなかった。エナジーピンクはおろか、ドグマイラ兵にいたってはカルマをイカれ女扱いする始末。エナジーピンクを叩きのめし、この世界の情報を得るカルマだったが、そこへこの世界の悪党・怪毒丸が現れ、驚愕の強さを持つカルマを仲間へ引き入れようと画策。妖術で力を封じられたカルマは、今まで経験したことがないほどに戦闘で圧倒されてしまうが、プライドだけは譲らない。鋭い歯を持つ魚霊に体中を噛み付かれても、決して怪毒丸の問いかけになど耳を貸さないのであった。そして、エナジーピンクの脱走により得たチャンスで妖術を解き、自らも脱出するカルマ。追っ手のドグマイラ兵達を粉砕し、再びエナジーピンクと相対する。正義の象徴エナジーピンクを前にして、カルマの心に“悪”という認識が生まれるのであろうか?傍若無人な最凶戦士のスピンオフストーリー。新たな悪女の伝説が始まる!!