【他の男の精液で孕むとき】主人公(佐藤秀明)は、とある田舎にある由緒正しい家の若き当主。愛妻『恵美』とは定期的に子作りをしているのだが、なかなか思うように妊娠しない。それもその筈。秀明の精液には、精子がなかったのだ。古来より続く名家の当主として、子を成さないわけにはいかない。そして愛する妻、恵美も子供をほしいと願っている……苦悩の末、秀明は実弟である秀馬にあるお願いをする。それは、愛する妻『恵美』を、妊娠させてほしいというものだった。困惑しながらも、恵美を抱く秀馬。いけないと思いつつも、秀馬のテクニックに我を忘れて感じてしまう恵美。家中に、愛する妻の艶めかしい声が響き渡る。秀明は、その種付けが終わるのを隣の部屋でジっと待ち続ける。愛する妻が実弟の精液で孕む、その瞬間まで……【他の男の精液で孕むとき2】とある小村の名家、小池家の次期当主『賢太朗』に無精子症が発覚する。世継ぎを作るためにやむを得ず、実父である一郎に妻の『梓』を抱かせることになる。かくして子作りのために一郎に抱かれる梓であったが、障子を挟んで隣室に控えていた賢太朗は大きな絶望に突き落とされる事になる。“一郎のカラダにしがみつき、無我夢中で背中を掻きむしる妻の影”“接吻にて口を塞がれながら、絶頂の快感に細かく痙攣する妻の影”障子に映った妻の肢体は、その行為がいかに激しい快感を伴うものであったのかを如実に伝えていた。やがて梓は子を宿し、絶望の夜は終わりを迎える。しかし妻のカラダに刻まれた快楽の記憶は、そう簡単に消えるものではなかった……