ホテルの一室。ほのかな期待を胸に訪れた女。現実世界から切り離され、狭く、密封された空間。窓の外には、心を揺らすかのように都会の夜景がきらめいている。「わたしは、これから…。どうなってしまうのだろう?」押し潰されそうなほど高まる緊張感の中で、女体の内側から起こる化学変化を、無機質で冷酷な男が誘発してゆく。お尻を突き出すよう命じられ、恥ずかしい姿で自由を奪われてゆく。誰にも見せたくなかった、あられもない、わたし…。自分でも気づかなかった、淫らな息づかい。カラダじゅうをまさぐられ、ネチネチと執拗に男の指は女の上を、這いずり回る。淫具の振動は、容赦なく責め立てる。恥じらいという、理性の鎖を断ち切られた女が、感じるままに見せる、狂おしいまでの性…。渇いたカラダは、飽くことを知らずに、快楽のすべてを、貪り尽くしてゆく…。(INDIES BABY)