解放の虎を名乗る清国の反政府勢力グループは、日本国内で細菌兵器によるテロ攻撃を画策していた。清国大使リ・ファンはあるルートからテロ攻撃の裏に清国政府が絡んでいる確かな証拠を入手し、未然に事件を防ごうと暗躍するが、清国政府内に潜り込んだ内通者は暗殺者を雇い大使の口封じをしようとする。暗殺者は事件の一部始終を見た大使の息子ユン・ファンを殺そうとするが、暗殺者の一人、ケイがユンを救うために仲間を裏切る。死闘の末、ユンを救うが駆けつけた捜査官に撃たれ、瀕死の重傷を負うケイ。意識を取り戻したケイは記憶を失っており、執事のワンはケイを極秘裏に政府に引き渡そうとするが、ユンは命の恩人であるケイをかくまう。平穏な日々が続くと思われたが、大使邸にいた内通者からの情報でケイが生きている事を知った解放の虎は、テロ計画の証拠と目撃者のユンを狙い大使邸を襲撃。ケイはユンを救おうと無意識に格闘術を使い敵を全滅させる。ケイの存在を知った解放の虎は腕利きの傭兵を雇いケイを抹殺しようと画策し、ユンを人質にとり解放の条件としてテロと中国政府の関わりを示す証拠の引き渡しを要求する。ケイはユンを救うために単身敵のアジトに乗り込み命を懸けた戦いに身を投じる…。