過疎化の進んだ田舎の村。過疎化は、当然、生徒数の減少を生み、学校をも閉鎖に追い込む。本ゲーム(物語)は、そうした過疎化の進んだ安曇村にある閉鎖の決まった学園が舞台になっている。舞台となる学園の生徒数は、プレイヤー演じる主人公“戒田正士(♂)”を含め6人。しかも、主人公を除けば、皆、女生徒という設定だ。そうしたことから、さほど大きくもない古びた木造校舎は、その大半は使われておらず、かなり寂しい。主人公と、一部を除いた女生徒は、子供の頃から一緒に遊んできた、いわば幼馴染のようなもの。そうした幼馴染らと、来年になれば離れ離れになってしまうことから、主人公は、ちょっとナーバスに感じているのかもしれない。プレイヤーは、そんな主人公とシンクロしながら、終焉を約束された学園で、5人の女生徒達らとともに、最後の一年を過ごすことになる。はたして、この一年は、主人公らに、どんな想いを育ませるのだろうか……!