ある日の退魔屋本舗黒猫支店。赤字続きでアタマを抱える「夜」そこへ一本の依頼の電話が入る。病院で起こる霊障を止めて欲しいと言う依頼だった。早速深琴を向かわせようとするが深琴はオバケが苦手なので嫌!とダダをこねる。武は以前の戦いで傷を負って戦うことは出来ない。ヤマトも別件の依頼で動けない。どうしたらいいんだニャー!頭を抱える夜に「私が行くよ」と水依が申し出る。いくら霊障との仕事は言え、場合によっては妖魔も出てくる可能性があり危険だった。それでも「大丈夫だよ」と言う水依。水依は黒猫支店の赤字を埋めるため先日まで薬局でアルバイトをしていた。夜にそのつもりは無かったが、戦力外通告されたようで水依は気にしていたのだ。水依は先日そのアルバイト先で妖魔に操られた人を倒した事で自信を持ち、自分も現場で戦える事をヤマトや皆にアピールしたかった。丁度今はアルバイトも休みだから行くよ!と強気で言う水依。そこまで言うならと送り出すメンバーだったがそれが、水依の悪夢の始まりだった。