『王女・ユリア』この存在により、この小国は保たれている。“他国の連合軍が攻め込んでくる”この情報を事前に知った“ユリア”は、不出来皇太子であり義弟の“ザイル”を捨て駒として国境の地の城代に任命。そして、しばらくたったある日、情報通り他国の連合軍が攻め込んでくる。なす術も無く追い込まれる“ザイル”。自分を城代に任命した“ユリア”への憎悪を滾らせて死に直面する“ザイル”の前に、一つの影が現れる。「生き延びたければ我と契約をするか?」生きて“ユリア”に復讐する為、その申し出を受け契約を結ぶ“ザイル”時を同じくして“ユリア”は、谷の両脇に陣取り敵を攻撃する機会をうかがっていた。その時、陥落したかに見えた城からザイルが率いる軍団が現れ、連合軍を一瞬で駆逐。その力は“ユリア”の率いる軍勢にも向けられ、そして抵抗虚しく“ユリア”は捕らえらる。“ザイル”にとっては、この世の苦痛の全てを与えても許す事ができない相手である“ユリア”に対し、たっぷりとその体に贖罪の証を刻み込んでやると宣言。汚らわしいと、罵声を浴びせるも身動きすらできなく、羞恥に駆られながらも、まだ気高く抵抗する王女“ユリア”運命は如何に?