異常な性癖に対する怨念が渦巻く空間で、ウララは毎夜「淫夢」と、ポルターガイスト現象に悩まされながらも次第に自らの性癖が「淫夢」に現れる「カノ」とオーバーラップして行く好奇心を、押さえ切れなくなって行く。アナタハ、ワタシヲ、愛シ、ワタシハ、アナタヲ、帰サナイ…この部屋は、呪われた汚物の楽園その「淫夢」は感染する自らの「尻穴」をほじくり、糞を喰い崩壊して行く、脆く、浅はかな自我「アタシ帰りたくない…」「じゃあ、死ねばいいよ…」「ウララ」のか細い腕が、「カノ」の直腸を掻き回し、掴み出した宿便を、啜り合う「お尻気持ちいいッッッ!もっと突いてっ!」女同士の糞の共食い。汚物塗れの夢うつつ…そして誰も居なくなった…