安藤美香と治の夫婦は結婚して3年、ずっとセックスレスの関係だった。美香は学生の頃、マスクをかぶった見知らぬ男に廃屋に連れ込まれレイプされた過去があった。そのとき男が発した言葉…「いつも部活で走っているお前を見ていた。汗と女の匂いをプンプンさせた、臭いお前が悪いんだよ！」これが美香の脳裏にこびりつき、自分は臭いんだという恐怖が美香をセックスから遠ざけていた。そんなある日、夫から取引先の部長だという小島を紹介される美香。数日後、夫の出張中に忘れ物を取りに来た小島から美香は意外な言葉を告げられる。「はじめて奥さんに出会ったときから感じてたんです。奥さんの匂いを理解できるのは僕だけなんですよ…」この告白が、やがて美香の運命を淫らに狂わせていくことになる…！