1、【高科実依歌（たかしなみいか）】：彼女は友人から恋人の話や、エッチの話、また痴漢経験の話を聞かされ自分にはそう言った類の話が一つもなくて、暗に魅力のなさの表れなんじゃないかと落ち込んでいた。実依歌は兄の部屋で気持ちを打ち明け、相談したら、兄である真司は実依歌に化粧を勧める。実依歌は化粧グッズがあるから、きっと私も変われるはず！と意気揚々になった。そんなある日のこと、真司は電車に乗って帰宅していた。途中、乗客が大量に乗り込んだため不可抗力で女性のお尻に手を押し付けてしまう。すると、その女性は心地よさそうにあえぎ、感じ始めたのだ。手を抜こうとするが何故か彼女からお尻を押し付け、ついには軽く絶頂してしまう。髪で隠れていた彼女の顔が見え、女性が妹の実依歌だったことを知る。2、【櫻井恵那（さくらいえな）】：SNSを使って似合うチークを検索し、女子大生に人気のブランドものがヒットしたが、値段が高い。そこで恵那は隣室にいた兄を呼び出し、お金を貸して欲しいとおねだりすることに。兄の遊真はマーケティング会社に勤めている知識から妹のメディアリテラシーの低さに呆れ、叱咤する。その流れで、話題は恵那の彼氏に移り、意外と高スペックな妹の彼氏の存在に遊真はショックを受けた。恵那は仕返しとして遊真に恋人はいないのか尋ね、遊真はいるとうそぶくのだが、すぐに見抜かれてしまう。ある日、恵那は家族が全員外出している日に彼氏を家に招待し、セックスを打診したのだが。彼氏は恵那に手コキだけならと応え、いつも手コキだけで本番はやらない彼氏に冷め始める。恵那は彼氏を早々に追い返し、父のビールを拝借して酔って憂さ晴らししようとする。兄の遊真はそのことをつゆ知らず帰宅し、恵那の部屋から聞こえた叫喚に心配になって様子を見に行った。すると、妹が電マをアソコにあてて激しくオナニーしている光景が目に飛び込んでくるのだった。3、【三笠千秋（みかさちあき）】：三笠家の兄、正広は恋人にメールで以前から約束していたデートの確認を取った。すると、メールは見たいときしか見ない、今日は行けそうにない、という腹立たしい返事が来る。そんな折、妹の千秋がアルバイトのために身分証のコピーを取るためプリンタを使わせて欲しいと言ってくる。正広はやや落ち着きがない妹に、新しいアルバイトに緊張しているのかと聞いてみる。千秋は、大事なアルバイトだからここでしくじったら自信が無くなりそうでと話す。正広は妹に、お金を稼ぐことはいいが彼氏に金を貢ぐようなことだけはするなよと釘を刺しておいた。千秋も兄に、どんな理由があろうと約束を守らない女は疑ってみた方がいいと助言する。翌日、妹の言葉が引っかかった正広はSNSを探り、恋人の裏アカを見つける。正広は書かれていた「昨日女友達と楽しく遊びましたー♪」という文面を恋人に問い詰めた。すると恋人は無言のままあっさりと正広をブロックする。正広は恋人と一度も寝たことがなく、その面でも期待を裏切られた失意から洗体エステに行こうとする。しかし、お店に入り、指名してやって来た女の子は妹の千秋だったのだ。4、【佐藤桜（さとうさくら）】：佐藤樹の妹、桜は最近妙に羽振りがよかった。例えば友人に対し、来週のテストの内容を取ったノートを写す代わりに高級なパフェを驕るなど、やたら金回りがいい。家の食事を満足に摂らず、代わりにコンビニでお菓子を買って帰って来た桜の生活態度を正そうとして、樹は彼女の部屋に立ち入った。すると桜の部屋にはいくつものコンビニケーキの袋があって、普段貰っているお小遣いの額では無理だろう。以来、妹が妙なことをしているという猜疑心を持った樹は息抜きに配信動画を見て気を休ませようとし、間違って素人のアダルト動画投稿のジャンルに繋げてしまう。その時、明らかに妹の自室としか思えない部屋が写されたサムネイルを見つけ、クリックした。そこには顔を動物のマスクフィルターアプリで隠した、童貞殺しのセーターを着る桜がローターオナニーしていたのだ。5、【渡瀬寧々（わたせねね）】：妹は情報リテラシーに乏しかった。渡瀬克也は妹の寧々から恋愛相談を受け、妹ももうそんな年になったのかと克也は感慨していた。克也は寧々の相談に真摯に応じると、寧々は人を愛する覚悟が決まったみたいだった。克也は件の流れを受け、妹にはよほど好きな男子がいるんだなと認め。応援してやりたいと思い、妹のSNSのアカウントのフォロワーからその男子の情報を得ようとした。だが、寧々のSNSには異性の影もなく、ならあの時なぜエッチに対する相談も持ち上がったのか。そこに不自然さを覚え、不安になり、寧々のアカウント名やニックネームで検索して彼女のブログを突き止める。するとあるブログ記事のコメントにスパムで『パパ活をしませんか』との旨の書き込みがあり、寧々は律義に返信をしているのを見てギョッとする。克也は慌ててパパ活専門サイトを総
当たりして寧々を見つけ、どうしたらいいか悩んだ挙句、自分が妹の『パパ』になり一計を案じるのだった。6、【寺内流羽（てらうちるう）】：寺内流羽女は学校での地位を守るために兄を利用している。SNSに自分の近況を投稿すれば、『彼氏さんとラブラブで羨ましい』、『プレゼント可愛くて、彼氏さんはとってもセンスがある。ルーちん、彼氏に愛されてるんだねー♪』といったメッセージが並んでいく。流羽は一つ一つ丁寧にこたえていき、周囲にアピールをしている。そうやって彼女はスクールカーストの上位を守っているのだが、SNSに上げている写真はいずれも兄と一緒に行った時のものであり、今、流羽には彼氏はいなくて、さらに処女である。ことの発端は彼女の部屋で起こった。隠ぺいされたその事実を兄である浪馬がカマをかけて引き出し、流羽は兄に逆ギレして処女であることを否定しつつ彼のズボンを下ろし、ペニスを手コキしたことから始まるのだった。