主人公は冴えないフリーター。休日ギャンブルに負けてむしゃくしゃしながら街を歩いていると学生時代のマドンナ菜緒に遭遇するが菜緒は主人公のことを覚えておらずそれだけではなく、主人公を見て嫌悪感を露わにする。そこにやって来た菜緒のフィアンセの尊氏が追い打ちをかけるように主人公を罵る。その時の怒りが主人公をストーカーへと変貌させる。ある日、菜緒のアパートを覗いている時に菜緒の尊氏と揉み合いになり二人そろって階段を転げ落ちてしまった。騒動に気付いた菜緒が部屋から飛び出し二人の元にやって来る。当然心配するのは尊氏の方なのだが…何かが違う。階段から落ちた尊氏と主人公は入れ替わっていたのだった。入れ替わりの事実を懸命に説明する尊氏だったが菜緒は聞く耳を持たない。主人公も千載一遇のチャンスと思い、尊氏になりきる。こうして始まる、入れ替わりの生活。まさに地獄から天国。主人公は憧れと憎しみの菜緒とどんな生活を送るのか。