目立つ事を嫌い、日々を何事もなく平凡に、平穏に暮らす事が、杉本剛士の人生の目標。しかしながらそれは叶わず、根暗で大人しい性格の少年は学校では一部のクラスメイトからイジメを受けていた。そんな毎日を暮らすある日、迷い込んだ路地で偶然にもヤクザ同士の殺し合いを目撃してしまう。それは、平凡とも平穏とも程遠い光景。一部始終を見ていた剛士の足元へ、地面を滑ってくる銃。高鳴る鼓動。目の前で突如繰り広げられた非日常。剛士は思わず銃を拾い上げ、その場を走り去ってしまった。翌日。剛士は校舎裏でクラスの女子三人組にイジメられていた。エスカレートしていく行為。そしてあろう事か、主犯格の少女は、彼のイチモツを踏みつけようと足を振り上げ……！その刹那、剛士は思わず隠し持っていた銃に手をかけた。鳴り響く銃声。主犯格の少女の髪をかすめ、背後の木に風穴が空く。突然の出来事に慄きを隠せない少女。残りの二人は彼女を置いて逃げていく。そして、反逆のレイプ。事後。乾いた笑いを上げながら、呆ける少女を見下ろす剛士。『この銃が……この力があれば何でもできる！生まれ変われる！』無力だった少年が、いきなり絶大な力を手に入れてしまった。彼の中で大きく何かが弾け、レイプ魔、杉本剛士が誕生した。果たして剛士は、運命に流されるままにレイプ道を突き進むのだろうか。それとも渇望してやまなかった平凡を手に入れる事を選ぶのだろうか…。