『絶望師』其れハ、一子相伝の闇ノ生業ナリ。時ニ、異形なるものヲ絡まセ、時ニ、尻を女陰に、乳を肉壺に、さらには、女核を肉魔羅に。或る日ハ、幻覚ノ中で、或る日ハ、この世とその世ノ狭間で…。ありとあらゆる術で女ヲ絶望させ、其の馳走として、国ヲ揺るがす『精胆』ヲ紡いできた。主人公「鬼灯連嗣」は、その運命から逃れる為、幼い頃に永遠を誓った「愛沢あをい」に望みを託した。だが、それは彼にとっての絶望の始まりだった。失恋と裏切りという慟哭を味わった連嗣は、愛するあをいの心を手に入れる為、『絶望師』となることを決意する。ただ絶望の先にある希望を信じて…。快楽と絶望によって心と身体を奪い取れ―!