戦争が敗戦で終わって5年ほど経った国、リンガス。ある程度落ち着いた状態にはなったものの、未だ多少の混乱が残っている情勢。国は軍警察を組織して保安部隊を結成し、テロや暴動に対処している。主人公は保安部隊の支援要員を装いながら、反抗組織と思わしき人間を捕獲・尋問する秘密警察の任務を行う。数日前、保安部隊内の1分隊が反抗組織の襲撃を受け、多数の死傷者が出た。この件により、軍内部の情報がリークされている可能性が出てきた為、秘密裏に調査が開始される事となった。任命されたのは、内務省・治安局・財政部・第三課。表向きは保安部隊の装備や備品関係の調達を行う部署だが、その実態は反抗勢力の狩り出しを行う”秘密警察”である。主人公のケンは、早速反抗組織と関係があると思しき人間を洗い出した。街の有力者であるクラウセン、保安部隊へ物資を納品しているスー、ジャーナリストの女性・レナ。有力な証拠を掴み捕獲する為、ケンはこの三人のマークを開始した。