私立の学校「竜鳴館(りゅうめいかん)」に通う主人公・対馬レオは2年生。そして、自分達の長期出張にかこつけてなまけている息子の性根を叩き直して欲しいとレオの両親に頼まれ、家にやってきた従姉弟の鉄乙女(くろがねおとめ)。そして、想いを寄せる生徒会長・霧夜エリカが取りきる美人揃いの生徒会を手伝う事になる。平凡だった毎日は確かに慌しくなった。が、『この夏中に彼女を作ろうぜ!』なんて話もしていたけれど美人揃いの生徒会メンバーとなんて進展は全くなし。そんな夏も終わったある日、1人の女性が竜鳴館にやって来た。銀髪の長い髪、キリッとした眼差し。彼女の名前は橘瀬麗武。彼女を中心に、生徒会長・霧夜エリカ、鉄の風紀委員・鉄乙女、そして、幼馴染なバカの蟹沢きぬ、更には1年生の椰子なごみを巻き込み騒がしくなっていく。こうやって見れば美人揃いだけど、やっぱり個性的な連中ばかり。平凡だったはずの毎日が、更に騒がしくなっていく……。