スピーカーから妻の喘ぎ声が聞こえる。俺を意識しているのだろう。いつも以上に興奮しているのがわかる。俺は硬くなっている下半身をゆっくりと扱いていた。妻と弟の関係に気付いたのはいつだっただろう?二人が仲良く話をしている所を見ていた時、違和感を覚えた。それから何回か、何日か、しばらく観察していると確信に似た何かがあった。俺はこっそりと自宅に盗聴器を仕掛け、敢えて遅く帰ったり、急に出かけたりしていた。決定的な音声を聞いた時、怒りよりも性的な昂揚感で満たされ、この先の展開に期待が膨らんでいた。妻に録音した音声を聞かせると、違うのとかごめんなさいとか言っていた気がする。でもそんな事はどうでもよかった。俺は妻に弟ともう一度してこいと言った。妻は驚き嫌がったが、拒否する事は許さなかった。妻は再び弟と寝た。最初こそ盗聴器を意識していたみたいだが、すぐに乱れた妻の声が聞こえてきた。妻との行為を終えた弟は家を出て行った。俺は事後の妻を見下ろし、犯すように抱いた。俺も妻も頭が真っ白になる程激しい行為だった。自分がいつから歪んだ行為に欲情したのかはわからないが、今はとても満足している。