蟲使いに捕えられ、薄暗い森を放浪し、その果てに史郎に連れ去られてしまった“アゲハ”。触手で散々凌辱され意識を失い、気づいたときには狭い牢獄に運び込まれていた。――「やあ、目が覚めたかい？」。アゲハを見下ろしながらニコニコと笑う史郎。その顔から滲み出るのは、残忍な凌辱者の表情だった。……逃げ場はない。助けを呼ぶこともできない。無慈悲な凌辱の日々が、今、まさに幕を開けようとしている……。そんな中、唯一の希望となるかもしれないものは、同じく牢獄に捕らわれている蟲使いの少女。蟲使いの森で合蟲人間に犯されていたところを史郎に拾われた彼女もまた、哀れな玩具の運命をたどろうとしていた。――「もちろん脱出する。だけど、あなたは余計なことしないで」。史郎はもちろん、アゲハでさえ拒絶する蟲使いの少女“シュミ”。果たして、アゲハは牢獄から脱出することができるのだろうか……。