人とそうじゃない者が共に生活している近現代。新任教師の主人公・月本桂樹は、ヴァンパイア・黒十字ミラの所属するクラスを受け持つことになる。いつもクラスで一人のミラを心配し、気に掛ける主人公。毎日話している内に、主人公は密かにミラに心を惹かれていく。しかし自分は教師、ミラは生徒。恋愛なんて御法度だ…そう割り切っていた主人公にある日事件が起こる。「ミラ、せんせのことが好き。聞かせて、せんせの気持ち」ある日の放課後。ミラに無理矢理血を吸われ、彼女の言うことに逆らえなくなった主人公は、自分の好意を打ち明けてしまう。「くすっ。じゃあミラと恋人になってくれるよね?だーいすきだよ、せんせ……♪」ヴァンパイアの『紅い目』によって操られた桂樹は、ミラと交わり、付き合うことになったのだが……?自分とは全く違った価値観を持つミラに、人知を超えた快楽で蕩かされ調教される…。教え子ヴァンパイアとの、倒錯的で甘美な恋人生活が今、幕を開ける。