流行りの言葉を使うなら『重い女』、しかも亜希子にはそれにM女という要素が覆さっている。男、快楽への欲求が強く、結果、常にマイナスの選択をしてしまう。「今日は浣腸はNGにしてください」とアキ子は言った。それでも私は浣腸器を取り出した。そして亜希子はそれを拒否できなかった。頭では拒んでも、体がそれを受け入れてしまう。全身に塗糞され、口腔までいっぱいに糞便を入れられて、全身を震わせながら『もう許して』と哀願した亜希子。これは亜希子の究極のマイナス選択だったのか、それとも至福の時だったのだろうか。けっして画質が良いとは言えないが、亜希子という稀代のM女のこの記録を、私は眠らせておくわけにはいかない。