アイドルとして、ライブやイベントで活躍していた君。キラキラした瞳で元気いっぱいに踊るキミの姿を、ボクはいつもステージの下から見守っていた。ユニットの中でボクは一番キミが好きだった…。デビューCDの発売記念イベントも欠かさず行った。CD10枚購入特典とか、ムリして頑張ったのもいい思い出。そんなキミがいつしかライブ会場から姿を消し、フィールドを変えて戻ってきたのを知った。映像の中で、恥じらいながらパンティーさえも脱ぎ捨て、生まれたままの姿になったキミ。その姿にボクは一瞬ためらい、こくりと唾を飲み込んだ。大胆なポージングもダンスで鍛えたしなやかさで魅せるキミ。天真爛漫にほほ笑む姿に、ボクはちょっと胸の底をギュッと掴まれるような感覚を覚えた。それは、こじらせていたキミへの片想い。どんなに過激な姿を見せても、キミはボクだけのアイドル。ボクはキミをこれからも応援していこうと心に誓ったのだった…。(Eternal Emotion)