晋助(関口)は、妻のまき(しじみ)と一歳に満たない娘はるこ(こはな)と暮らしている。特に不満はないが、満たされていない日々を送っていた。そんな時、妻のまきとの共通の女友達の町子(篠原)が気になりはじめる。その事をまきに告げ、晋助は家を出ていく。行くところのない晋助は、まきと共通の友人である馬場(前野)のところへ転がり込む。結婚前からまきの事が好きだった馬場は、晋助に「なぜ出てきたのか?」「早く戻ってやれ!」と面倒な事ばかり言ってくる。晋助は、居心地が悪くなり、気になる町子のところへ向かうことに。彼氏と別れそうだと言っていたにもかかわらず、いざ行ってみるとよりが戻っている始末。(2010年制作・日本)(C) 2010 アートポート