両親の残した借金を返すために、ネットで放送されている女子プロレス団体TFMで戦っている鮎川静は、その愛らしいルックスと弱さからアイドルレスラーとして人気を博していた。そして今日も、タッグパートナーの桃瀬愛とともに、TFMのチャンピオン・御門ライアと、唯一の男性であるオカマレスラー・フランソワ上杉と戦い、痛めつけられ、タッグ戦十九連敗を喫していた。静と組むことに、限界を感じていた愛は、ライアとシングル戦を済まして自分を売り込んだ後のタッグ戦で、静を裏切りライアチームに鞍替えをしてしまい、TFMはそれを認め、1対3の変則マッチとして試合の続行を認める。愛に裏切られたショックでまともに戦えない静をライアたちは容赦なく痛めつけていく。静はこの窮地を乗り込えることができるのか!